あたりには何も無い。幹線道路。かろうじてガソリンスタンドがあるくらいだ。時計は深夜2時を指していた。そんななか俺は一人さまよっていた。ものすごく寒い。 「おい、着いたぞ」そう言ったのだと思う。若い男性添乗員に起こされた。寝ぼけたままバスの降…
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