道というのは人が作ったものだとすればサハラのそれは道ではない、サハラにおいて道の定義とは安全か危険かということであり、サハラはどこまでも続いている。 アタルの町に戻ってきた。ここから更にサハラの奥地にある鉱山の町ズエラットを目指すことにした…
水など1日に5リットルは飲んでいた、飯はひどくまずい。ザイダに命を完全に預けていた。彼女が俺を見放したら俺は死ぬだろう。ザイダがいなければ町に戻ることすら出来ない。 アラビア語やらフランス語やら様々な言葉が飛び交う。ひとつの言語だけ話す人間…
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