時間がくねくねしてなくてよかった

答えは人それぞれですが、何かを考えるきっかけになるようなブログを目指してます

2020-01-01から1年間の記事一覧

世間について

現代は自分らしく生きるのが難しい世の中だと言える。 ニュースは積極的に避けても自分の耳に届くし、SNSではどこの誰かも知らない人間の発信した記事を目にしてしまう。 世間の力は圧倒的である。それに争うには『徒然草』を著した吉田兼好のように隠居する…

ハーメルンの笛吹き男を読んだ

ハーメルンの笛吹き男を読んだ。 ハーメルンの笛吹き男とは、13世紀のドイツの小さな町ハーメルンに現れた、130人もの子供を連れ去ったと語り継がれる人物で、この本は、そのおとぎ話のような話を日本の歴史学者が事実を明らかにしようと挑んだ作品である。 …

アルジェリア横断計画

アルジェリアを横断してみることにした。横断といってもアルジェリアのほぼ中心からチュニジアまでを渡る予定。 詳細は決めていないが、アルジェまで飛行機で渡り、ムザブの谷で装備を整え、ハシメサウド油田を経由してチュニジアのジェリド湖まで行く。直線…

角幡唯介の『漂流』を読んだ

角幡唯介著『漂流』を読んだ。 著者の作品は好きでよく読むのだが、海外での探検の話やそれにまつわるエッセイが多い中、この作品は珍しく探検をしない作品となっている。 発売とほぼ同時に買ったのだが、少し読み始めてなんだか暗いじめじめしたような印象…

フェルマーの最終定理【ノンフィクション本】

『フェルマーの最終定理』を読んだ。フェルマーの最終定理とは、1601年に生誕したフランスの数学者ピエール・ド・フェルマーが証明したと言っている定理のことで、以下のようなものになる。 3 以上の自然数 n について、xn + yn = zn となる自然数の組 (x, y…

【奥多摩・北八ヶ岳】雪山登山の危険と幸福感

雪山登山の動機 雪山登山の準備 奥多摩山行 奥多摩山行を終えての振り返りと次への準備 北八ヶ岳山行 奥多摩・北八ヶ岳の雪山登山を終えて 雪山登山の動機 中国を旅していたが新型肺炎の騒ぎが大きくなりそうな予感がしたので重慶から早めに帰国をしていた。…

重慶の火鍋レストランを紹介

重慶の火鍋レストランを紹介する。 重慶といえば火鍋が有名である。中国でも重慶がダントツで火鍋の消費量が多いようだ。街は火鍋を食わせる店であふれている。というかほとんどの飲食店が火鍋屋と言っても言い過ぎではない。 重慶の火鍋レストラン一軒目 重…

中国湖南省 洪江古商城

懐化駅すぐそばの安宿で昼まで眠った後、すぐにタクシーを捕まえて目的地である洪江古商城に向かいことにした。距離は100キロくらいあったが、バスを探すのに時間がかかる恐れがあったので、初めからやめておいた。タクシーでメーターを使えば150元く…

中国広西チワン自治区柳州〜湖南省懐化

湖南省の懐化までの列車に乗り込む。実際には広西チワン自治区・南宇から湖南省張・家界までの列車だった。夜の9時から朝の4時までの乗車。自分の車両を探しているときに気が付いたのだが、私は寝台列車の存在をすっかり忘れていた。チケットを購入すると…

中国広西チワン自治区桂林〜柳州

栄州で予期せず行き止まりとなってしまったので、仕方がないので広西チワン族自治区の桂林に下ることにした。駅に戻り桂林北までの切符を購入。新空調硬座で29.5元だ。栄州から桂林は約200キロ。午後2時頃に栄州を出て桂林には4時前にはついたと思う…

中国湖南省永州

午後4時頃に広州南駅を出発した高速鉄道は午後7時半頃に湖南省の栄州に到着した。気温は11度と香港や広州と比べて大きく下がった。駅前は何もなく、恐らくは労働者のための宿や食堂や雑貨屋があるくらいで、地方都市駅の寂れた感じがした。駅のすぐそば…

香港〜中国

この日は大晦日だったので街は賑わっていた。デモに備えてか武装した警察の姿があちこちにあった。年越しそばでも食べようと宿の近くの食堂に入った。青島ビールとワンタン麺を食べる。ビールは味が薄くアルコール度数も低い。食べていると間も無く0時を迎…

香港2

ビールを飲み終えて暇になり、じっとしていても仕方がないので時刻は午前5時だったがぶらぶらしてみることにした。香港の中心地でもないので閑散としていて乞食のような男がふらふらと歩いているだけで特に面白いことはなかった。マクドナルドを見つけたの…

香港到着

成田から香港へ向かう香港エクスプレスUO651便は20時5分のほぼ定刻通りに出発した。食事を期待していたのだがどうやら最近はやりの格安航空会社だったのか食事は一切配られず、ドリンクすら付いていない航空券だった。片道で24200円の航空券。香港へ…