時間がくねくねしてなくてよかった

答えは人それぞれですが、何かを考えるきっかけになるようなブログを目指してます

モーリタニア

ズエラット

道というのは人が作ったものだとすればサハラのそれは道ではない、サハラにおいて道の定義とは安全か危険かということであり、サハラはどこまでも続いている。 アタルの町に戻ってきた。ここから更にサハラの奥地にある鉱山の町ズエラットを目指すことにした…

アッサラームアライクム、ボンジュール

水など1日に5リットルは飲んでいた、飯はひどくまずい。ザイダに命を完全に預けていた。彼女が俺を見放したら俺は死ぬだろう。ザイダがいなければ町に戻ることすら出来ない。 アラビア語やらフランス語やら様々な言葉が飛び交う。ひとつの言語だけ話す人間…

砂漠

砂漠では人に世話されなければ生きてはいけない、圧倒的な無力さ、飯も水も移動手段も、なにもかも、甘えたくそガキ同然だ、腹減った、のど渇いた、助けてくれ、というメッセージを必死で送らなければならない。 ただ飯を食って寝る、という簡単な日課も、こ…

サハラの果て

アタールからウダンへ向かう車を探すも、午後4時まで待たなければならないという。理由は暑いからだった。日中走っては車がおかしくなるのだろう。仕方なく宿に戻り500ウギアだけ払い待たせてもらうことにした。 4時にくるといった宿の知り合いのタクシーは…

アタール

次の町Atarへむけ出発。ひたすらなにもない砂漠をポンコツ車で走る。いまにもルパン三世のテーマが流れてきそうだ。エメラルドグリーンに塗られた家が目立つ、これなら砂漠でも目立つだろう。 5時間半後アタルについた。Auberge Camping Inimi、1000ウギア(…

ヌアクショット

アラブとアフリカをつなぐ国、モーリタニア。ヨーロッパからアフリカに向かう人の中継地点だ。宿のフランス人はやはり車をギニアビサウで売るために旅をしているのだそう。マーケットのほうに行ってみた。飯屋をみつけジョロフライスたべる。野菜も入ってい…

モーリタニア入国

セネガルポリスでスタンプをもらった。ポリス内には牢屋があり人が何人か投獄されていた。中は便所と思われる穴のみがあり、他にはなにもない。4~5人詰め込まれていた。不法滞在でもしていたのだろうか。 モーリタニアへは船で入国。ただでフェリーがでてい…