時間がくねくねしてなくてよかった

答えは人それぞれですが、何かを考えるきっかけになるようなブログを目指してます

喧嘩



イギリスに無事再入国を果たし、そして学校を訪れた。

学校に行くも職員は誰も何も言ってこない。イギリスボーダーの職員から電話があったはずだ。「それに対してなにか一言でもあっていいはずだが」一週間くらいたつもいっこうに何も言ってこない。拘束されたのは学校からのレターが正しくないからだということは明確だった。レターにしっかり「このレターは正式なものではありません」と判子まで押されていたからだ。「なぜ一言もないんだ?」さすがに泣き寝入りもいやなので聞いてみた。

「俺がレターのせいで拘束されていたって知っていますよね?」「知ってますよ。でもいままでそんな目に合った人はいないんです。レターは確かにコピーしたものですがいつもそれで大丈夫なんです。・・・まだ何かあります?」さすがにその対応には怒りを隠すことができなかった。俺はただ一言でいいから「すみません」と言ってほしかった、それなのに言い訳を次から次へとごちゃごちゃと並べてたる学校職員に我慢がならなかった。

「責任者呼んでくれ」そういって現れたのは社員の女性。「あなたのことは聞いています。ですがこちらとしては残念でしたねとしか言えません。イギリス政府がやったことですから。」「いただいたレターのせいだと言っていたのですが?」「いつもは大丈夫なんです。もういいですか?」「経営者に会わせてくれ」

これがここでのやり方なのか?あまりに無責任な対応に怒りが沸いてきた。たしかに仕事っていうのは分かる。でもイギリスボーダーの職員でさえきちんと拘束理由の印刷物を渡してくれ、「仕事なんだ許してくれ」というメッセージをコーヒーと共に受け取ることができた。

経営者に会うまでに3週間ほどかかってしまった。忙しいとかでなかなか会うことができなかったのだ。一人の気が利く職員が俺の授業中にこっそり教えに来てくれた。「今デイビット来てるよ。」

部屋に入るといきなり一言。「ヘイ、ボーイ、どうした?」俺の話相当聞かされていたんだろうと思わせる態度。穏やかに話するつもりだったが、好戦的な態度に思わずつられてしまった。「俺はこの学校をいますぐ辞めるから全額免除しろ」考えても無いことを口走った。「この手紙のせいで俺は8時間も拘束されたんだぞ。それについてなにか思わないのか?」文句言ったがごまかしてくる。「この手紙が間違いだってどこに書いてあるんだ?そう怒るな」「何言ってんだここに書いてあるだろう?イギリスボーダーに電話して確認しろ、今すぐにだ」「俺は電話しない。もう話は終わりだ俺は忙しいんだ」「電話するまで俺は出て行かない」「お前は日本人なんだからもっとポライトにしなきゃ駄目だぞ。他の日本人を見てみろ。こんなことするのはお前だけだぞ」その言葉に一番腹が立った。日本人を何だと思ってやがる?「出て行かなければ警察を呼ぶ」「ああ呼んでくれ」といったら本当にきやがった。俺のいないところでなにやら事情を話していたみたいだが、そこで諦めた。

喧嘩してるときが一番英語が伸びる時だと言う話を聞いたことがある。学校経営者との30分のマンツーマン授業を受けれたと思うことで、満足することにした。

写真はその日突然地下鉄に乗り込んできたミュージシャン。しーんとした車内に彼の歌声が響き渡った。一向に盛り上がらない車内。乗客は皆見て見ぬ振り。演奏終わり金を徴収しようとするミュージシャン。しかし集まらず。3駅ほどで下車その際すれ違う乗客に一言。「お前は俺の演奏聞き逃したぜ!」

イライラした気持ちが一瞬で吹き飛びました。

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