時間がくねくねしてなくてよかった

答えは人それぞれですが、何かを考えるきっかけになるようなブログを目指してます

アタール



次の町Atarへむけ出発。ひたすらなにもない砂漠をポンコツ車で走る。いまにもルパン三世のテーマが流れてきそうだ。エメラルドグリーンに塗られた家が目立つ、これなら砂漠でも目立つだろう。

5時間半後アタルについた。Auberge Camping Inimi、1000ウギア(約250円)で泊まれる。Campingというのがモーリタニアでは安宿みたいだ。屋根あるところで寝ていいといったが外でも寝ていいとのことなので外で寝るようにお願いした。蚊はいない。さっそく茶に呼ばれた。地図を見せてこれからの行き先の話などをした。チンゲッティで働く日本語ができる人がいるツアー会社紹介してもらった。俺はとにかくサハラのいけるところまで目指してやろうと考えていた。砂漠には奥に行く道は沢山ある。グーグルマップでみてもないような道が現地で買った地図にはびっしり載っていた。事実、砂漠はどこだって走れる。全てが道だ。問題はセキュリティのようだ。どこで聞いてもセキュリティが駄目だという。道はある、しかし危険なのだ。誰に聞いてもいけるのはOuadaneという町までだった。

敷地にマットを敷いて寝かせてもらう。辺りは真っ暗なので星が綺麗だった。なにもないけど、ただ静かで暗くて暑くなくて寒くなくて、って場所、ありそうでないなと思った。治安もよくなくてはこんなことはできない。晩飯はクスクスとスープ、ひどくまずい。クスクスはただパサパサしているだけでなにも味はしないし、スープは臭いだけで味はない。水もろくにでない。水は貴重なのだ。朝飯もパンだけだった。ものすごい亭主関白で親父が奥さんや娘に厳しすぎて、見ていていやになった。萎縮していて女達は愛想がない。


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