時間がくねくねしてなくてよかった

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主張するには自分の言葉を獲得しろ

何も主張することがない人は、自分の言葉を獲得していないからだ。そんなことを言うと「自分の言葉なんていうものが存在するのか」「自分の言葉といっても何かの本で読んだとか誰かに聞いたこととか結局はどこかの誰かの言葉なのでは」とそのように思う人もいるかもしれないが、自分の言葉というのは自分が生きてきたそのつらなりの中から発見できるものだ。

 

自分自身の言葉は、人生で獲得した言葉を組み合わせて自分なりの言葉にしていくことで獲得できる。自分自身の言葉を獲得すれば、誰かに話したくもなるし、自信をもって誰かに主張することが出来るようになる。そのためには日々過ごす中での「思いつき」をそのままにしておかないで、突き詰めて考えて行く必要がある。今回はその方法を紹介する。

 

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1.考える必要に迫られていない事こそ考えるべき

自分の言葉を獲得するには思考しなければならない。でも思考するのはおっくうだし疲れる。できれば余計なことは考えずに、日々の忙しさの中で労働の充実感だけを味わって生きていたい。そのように思う人も多いだろう。自分の役割を持ち、これをひたすら他人のために役立てる。これ以上に幸せな生きた方は人間には存在しないかもしれない。

 

しかし、自分なりの哲学、そこから生まれる言葉はきっと自分に新しい景色をみせてくれるだろうし、人生をさらに面白いものに変えてくれるだろう。誰かの都合の良い、便利な言葉だけで生きていくことももちろん可能だが、積極的に思考をして、自分自身の言葉を獲得することは、人生をさらに豊かなものにしてくれるに違いない。

 

あれこれとただ悩むことは消極的な思考と言える。悩んでしまうのは仕方がないが、できればそのような消極的な思考ではなく、積極的な思考をしていきたい。積極的な思考とは解決策を探るとか、何かのアイデアを生み出すとか、そのような思考のことだ。特に考える必要に迫られていないことを考えることが出来れば、それは最高の積極的な思考と言えるだろう。

 

2.「思いつき」を昇華させ自分自身の古典を獲得しろ

では、積極的な思考とはどのようにしていけばいいのだろうか。それには「思いつき」をより深く思考して整理していく作業をすればいい。『思考の整理学』の著者である外山滋比古は「思考の整理は、低次の思考を抽象のはしごを登ってメタ化していくことにほかならない」とその著書の中で述べている。

 

「低次の思考」とは「思いつき」のことだ。あるときふと思い浮かぶアイデアのことだ。そして思いつきはそのままでは役にたたないので、思いつきは昇華させなければならないということだ。それが「抽象のはしごを登る」という言い方で表現されている。それは言い換えれば「哲学化する」ということになり、つまり「思いつきを徹底的に自分自身で解明する」ということにほかならない。そうすることにより低次の思考が抽象のはしごを登りメタ化され、高次の思考に変化を遂げることができる。

 

思いついたメモを別のノートなどに書き写すだけでもメタ化になるのだという。書き写すだけでもまったく同じ内容にはならないものなのだ。書き写す作業だけでも、書いているうちに新しい考えが浮かんだり、情報を追加したりする。私もブログや記事を書くときなどは、ネタをどこかに書き付けておいて、下書きを一回か二回書き、そのあとに人に読ませる文章に仕上げていくが、それだけの作業でも十分メタ化されているということが分かる。「自分の思いついたことをきちんとした文章にして人に読ませる」ことは、思考を鍛える上で良い方法となる。

 

そのようにしてメタ化させ仕上げた文章を、今度は寝かせることが重要なのだという。書いた文章のことを忘れてしまうのだ。そして、寝かされた文章を忘れたころに読み返し、それでも風化していないのであれば、それが自分にとっての哲学、自分にとっての古典になる。古典というものは寝かせなければ古典にはならない。ある一定の期間を経ても風化していないから古典といえるのだ。文章を寝かせて、書いた内容を忘れ、それを後で読むことで自分にとっての古典かどうかの「確認ができる」ということだ。10年前の文章を読んで「なんてくだらないことを書いていたのだ」となればそれは古典ではない。逆に10年前の文章が読んで「ああ、良いこと書いてるじゃないか」と思えたら、自分自身の古典と考えて間違いないということだ。そのような作業を繰り返していけば、自分の言葉でしっかりと主張していくことができるようになってくるだろう。

 

 

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