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エジプトのイスラム教徒がどのように結婚に至るかを聞いてみた

エジプトのイスラム教徒がどのように結婚に至るかを聞いてみた。こと男女間のことに関しては厳しいイメージがあったが具体的なことはよく知らなかった。なんでもエジプトのイスラム教徒は二人きりでなく男女複数人でも、カフェなどに行くことはないという。それは誤った伝統や習慣の一部なのだと強調された。話をしてくれたのはカイロ大学理学部出身のモハンマドという27歳の若者で、最近付き合いのある会社の社員だ。たまにいい加減なところもあるが、根はいいやつで仕事も比較的まじめにやる。同僚であるもう一人の27歳モハンマドも話に加わり説明してくれた。

 

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イスラム教徒はどうやって結婚に至るの?」と軽い調子で聞いたのだが、「イスラム教は生活の基本となっている」と冒頭から結構トーン低めで説明があり、「イスラム教により我々はコントロールされている」とそれは結ばれた。しかしそれは嫌々という雰囲気と共にではなく、あくまで淡々と語られた。二人でうんうんとうなずきながらである。なんだか質問を待っていましたと言わんばかりに「俺が説明するよ」とお互いが我先にと口角に溜まったつばをまき散らしてきた。

 

気に入った女の子がいて、彼女に「感銘を受ける」と、その後の進展は親に委ねられるのだという。どういう事かと言えば、当人に直接「好きだ」とか「付き合ってくれ」とか伝えることはないということだ。気に入った女性がいたら、まずは自分の父親にそのことを伝え、そして男の父親が相手の父親と話をするのだとか。父親がいない場合はその家の長男か母親が代理になるんだとかで、まあややこしくてとても面倒くさい。そして相手の女性にその父親から最終的な確認がされるのだ。「That’s our basic, what do you think?」

 

そして、この女性だ、と決める前にはとにかくいろいろ相手のことを「リサーチ」するとのことで、「振る舞いなど」もしっかりと見極めるのだとか。そしてさらに、これは二人がこそこそと話し合いうんうんこれだといった感じで付け加えてきたワードなのだが、「倫理観」を重視するのだとか。日本では「彼女の倫理観に惹かれました」とはなかなか言わないが、なんかこれが最もイスラム教って感じだなと思えた。しかし、日本のように何度も簡単にやり直しが利かない文化なので、そういうところを重視するのはとても理解できる。一度自分の父親に話をすれば、話は自分のコントロールの枠を超えて、ぐんぐん進みだしてしまうのだ。「一度決めたら突き進むのみ」。

 

そして、話をもらった相手の父親とその娘はおよそ1週間をかけて彼の情報を調べて、話し合って婚約者とするかどうかを決めるのだという。そして婚約者として男を受け入れると決めると、彼女の家族と男の家族が一同揃い、顔を合わせるのだという。拒否するときは彼女の父親から彼の父親に話がいくのだというが、拒否するときの気まずさといったらないだろう。相手の父親はどんな弁解を男の父親に、そしてそれを告げられた男の父親は息子にどんな面で報告をするのだろうか。

 

しかし、めでたくいざ婚約者となっても、二人きりで出かけることはできないのだという。もし彼女と出かけたいのなら、彼女の兄弟か親が付いてこなければならないのだという。「ちょっとその辺のカフェでも」だそう。相手の家には行けるが、家で会う時も二人きりにはなれず、家族の同伴がなければ許されない。「That’s our basic×2, no sex, after marriage ok, what do you think?」。

 

婚約してからはおよそ半年から一年で結婚に至るケースが多いという。その間にお互いを見極めるからだ。だから、婚約者になったとはいえ、その期間にお互いを拒否することが可能なのだとか。

 

熱心に語り終えると、二人は喋り足りないといった様子で立て続けにクルアーンについて語りだしてきた。「クルアーンには習慣と伝統と寛容と非暴力と天国について書かれている」とかで、クルアーンが生活の全てで、「God sence」なんだとか。そして「イスラムテロリズムの宗教ではない」と疑ってもいないのに強調してきて、「許しと赦しの宗教だ」と予想以上に綺麗に締めくくってきた。

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