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【マズローの5段階欲求】転職を考える

転職を考えている人は、何か新しいことを始めたいと思えている時点で自分を褒めた方がいい。変化したいという欲求には素直に従うべきだ。人間の欲求を研究したアメリカの心理学者マズローの5段階欲求をベースに、その根拠を説明する。

 

  

1.マズローの欲求5段階ピラミッド

マズローという心理学者をご存じだろうか。20世紀を生きたアメリカの心理学者マズローは、人間の欲求を5段階のピラミッドに分けて説明している。

 

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ステージ1:生理的欲求(食事とか睡眠を取りたい)

  ↓

ステージ2:安全の欲求(お金とか健康を保ちたい)

  ↓

ステージ3:社会的欲求と愛の欲求(社会的役割や人とのつながりを持ちたい)

  ↓

ステージ4:承認欲求(他人や自分からの評価が欲しい)

  ↓

 ステージ5自己実現の欲求(自分の能力を最大限に発揮したい)

 

人間は一つの欲求を満たせば、次の欲求に向かうということだ。だから欲求が満たされるたびに価値観も変わっていって当然なのである。突然、人生がわからなくなった、と戸惑っている人は次の欲求へ向かうタイミングと捉えてもいいかもしれない。急に欲求のステージを登ったことでとまどっているだけかもしれないからだ。これまで目指してきたものが手に入った時に、当たり前になった時に、目標が分からなくなる。自分は登れているんだと実感して、人間の欲求に素直に従い満たしていけばいい。

  

2.何かをやりたいということは自己実現の欲求に他ならない

やりたくない仕事でも続けていれば、ステージ1の生理的欲求とステージ2の安全の欲求は満たされる。社会の歯車になれていると感じることもできるだろうし、人との繋がりも生まれるだろうから、ステージ3の社会的欲求なども満たすことは可能だろう。また、やりたくない仕事でも一生懸命やれば人から評価されるだろうし、自分を認めることもできるだろうから承認の欲求も満たされるかもしれない。

 

ステージ4まではやりたくない仕事でも満たすことは可能だろう。しかしステージ5の「自分の能力を最大限に発揮する」ということはきっと自分がやりたいことをやれていないと難しい。しかし簡単に登っていけるものではなく、そこには、これまでに築いてきたものを失うかもしれないと恐れる気持ちと、次の欲求を満たしたいという気持ちの葛藤が生まれているはずだ。人はこのタイミングで転職をしようと悩んだりするのではないだろうか。

 

3.リスクはとるべきなのか

自分がステージ4にいるという自覚があり、自己実現の欲求に向かい歩みを始めたら、人から評価されるまでにはきっと時間がかかるし、それまで会社などで築いてきた人とのつながりも弱くなってしまうかもしれない。そのため、ステージ3の社会的欲求とステージ4の承認欲求も一時的には満たされなくなるかもしれない。経済的に苦しくなれば、ステージ2の安全の欲求を確保するのも難しくなるかもしれない。中には貯金ゼロで新しいことにチャレンジできる人もいるだろうが、それはステージ1の生理的欲求すらも危うくなるレベルだから、簡単に真似できることではない。ステージ1の欲求はどの欲求よりも強い。その欲求(不安)に打ち勝ち自分を保つのはかなりの精神力、もしくは相当な技術・知識・経験に基づく自信が必要だろう。ステージ2、3、4の欲求でも、ステージ5を上回る欲求と考えることが出来るので、ひとたび欠如するとステージ5の欲求を見失ってしまう可能性もある。そのステージ5を上回る欲求に冷静に対処できないと、下位ステージの欲求をとにかく満たすために自分のやりたいことなど忘れ、文字通り一から階段を登り始めることにもなりかねない。

 

リスクをとることは「賭け事」なのかもしれないが、成功する可能性を高めてからリスクを取ることは選択できる。しかし100%などということはあり得ないので、100%を待っていてはいつまでもスタートさせることはできない。会社員をやりながら自分のやりたいビジネスを構築していき、ある程度めどが立ってから会社員をやめるという選択肢もある。ステージ5に強引にリスクと共に向かったほうが結果が出せる人もいれば、ステージ4を維持しながら土台をつくり、ステージ5に近づいていく人もいるだろう。様々なアプローチがあってもいいはずだ。「リスクは取るべきだ」といった論調があるが、それはきっと誰にも当てはまるわけではないだろう。自分の現時点での能力と精神状態を自分自身で把握して、ステージ5へスライドしていくタイミングを自分で見極めるというのが、取るべき行動なのではないだろうか。それはすぐかもしれないし、時間をかけるべきかもしれない。ステージ5に向かいたいというモチベーションがいくらあっても、人間の精神状態は状況で簡単に変化させられてしまうので、ステージ1から4の欲求に襲われたら、それに抗うことはできなくなるかもしれない。

 

4.自己実現に向かい進めているという感覚が大事 

たとえ自己実現であるステージ5に人生で到達できなくても、ステージ5に向かって生きているという実感と共に生きるのとそうでないのとでは、人生の充実度はきっと異なってくるはずだ。やりたいことがあるのに踏み出せないと悩んでいる人は、やりたいことを優先させたいという価値観をすでに持っているのだから、やりたいことを優先させなければ自分の人生に納得はできないだろう。だからまずは「歩めている」というその感覚こそが大切だ。自己実現に向けて、できることから始め、すぐに歩みを進めていくべきだ。

 

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