時間がくねくねしてなくてよかった

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【徹底比較】東京とネパール・ポカラの生活費の差

以前ネパールのポカラに3ヶ月住んでいた経験から、東京とポカラの生活費の差を徹底的に比較してみたいと思う。

 

 

物価の高い日本でお金を稼ぎ、物価の安い国で勉強をする。このような方法を考えたことがある人は少なくはないはずだ。しかし実際に実行する人はあまりいないのではないだろうか。物価の安い国で暮らすことで、最小限のお金で時間を有効に使い、集中して自分のやりたい作業に没頭できる。

 

もしあなたが生きるためにお金を稼いでいるのなら、時間を自分でつくり出し、やるべきことに時間を使い、一日でも早くそのやりたいことをお金に変える仕組みを自分で構築したほうがいいだろう。

 

今日は、その根拠を説明すると共に、具体的な方法を紹介したい。時間は限られている。こうしている間にも一刻一刻と貴重な時間はまっすぐ進み続け、あなたを置いてけぼりにしているのだ。

 

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1.精神と時の部屋

漫画ドラゴンボールに登場する「精神と時の部屋」をご存じだろうか。

’’漫画ドラゴンボールに登場する異空間。神の神殿の中にある。真っ白で何も無い世界。時間の流れが外界とは違い、外界での1日が、この部屋の中では1年(365日)に相当する。短期間でパワーアップできる、修行に最適な環境。’’

はてなキーワード精神と時の部屋』より引用)

 

いきなり何を言っているんだと思うかもしれない。たしかにこれは漫画の世界の話であって現実の世界の出来事ではない。しかし、この精神と時の部屋のアイデアを現実世界においても持っていて損はないはずだ。つまり短期間で効率よくパワーアップするという考え方だ。精神と時の部屋のメリットとはなんだろうか。

 

①邪魔されずに修行に没頭できる

②時間をもらえる

 

メリットはこの2点に尽きるだろう。ではどのようにして、このメリットを享受していけばいいのか。以下では、都内に住むAさんの生活スタイルと、ネパールのポカラでの生活スタイルを比較することで、分かりやすくその点について考察を進めていく。

 

2.都内に住むフリーターAさんの生活費と時間の使い方

都内に住むフリーターのAさんを例にまずは見ていきたい。会社員をやめて夢を追いかけることにしたAさんには多少の蓄えがあり、自分のやりたいことをやるためにフリーターをやりながら資格の勉強をしている、という設定にする。

 

だいたい都内で節約しながら一人暮らしをすればこのような生活費になるはずだろう。

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アルバイトはあまり勉強に負担のかからないもので時給1000円ほどで、150時間くらい働くので、収入は15万円とする。都内での生活費は18万円ほどかかり、毎月3万円の赤字となっているが、勉強に時間を充てたいので仕方なく貯金を切り崩している。都内ではやはり家賃は7万円程度かかってしまい、食費は自炊がメインでなんとか一日1000円くらいに抑えている。会社をやめたので、年金・保険も毎月自分で支払わなければならない。勉強に集中したいが、これまでに築いてきた人間関係のため、人付き合いが発生して時間とお金も消費してしまっている。

 

そしてAさんの時間の使い方は以下のようになるだろう。

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赤字を出してまで勉強に集中したいと思っているAさんだが、勉強以外のことに時間を取られてしまっていることが分かる。都内に住んでいるだけあり、通勤は片道30分としても、ひと月に20日出勤すると、通勤だけで20時間も使ってしまう。食事は節約のためやはり自炊がメインとなるので、そうなると月に60時間くらいは取られてしまう。家族の集まりや友人との交際でも時間が取られるだろう。睡眠を含めた勉強以外の時間が430時間で、勉強時間の290時間を大きく上回っているのが分かる。

 

3.ネパールのポカラでの生活費と使える時間

では、ネパールのポカラでの生活スタイルを見ていきたい。私は以前、ポカラに3ヶ月ほど暮らしていたことがあった。何をしていたのかと言えば、TOEICの学習と、ずっと読みたかった哲学の本を読みふけっていた。3ヶ月の間、それしかしていなかった。

  

ネパールの首都カトマンズから西に約200キロ離れているポカラは、標高800メートルに位置し、夏は涼しく冬は暖かく、とても過ごしやすい場所だ。そして何もない。それがいい。アンナプルナトレッキングの出発地点であり、多少にぎやかではあるが、カトマンズのような喧騒は全くない。ペワ湖という湖に面し、晴れれば標高8000メートル級のヒマラヤ連峰が一望できるリゾート地でもある。景色が抜群にいいので、気分が鬱屈することもなかった。

 

町の人々はフレンドリーで、話し相手が欲しくなることもないほど会話ができたので気分転換も問題なかった。そしてやはり物価は安く、生活費は日本と比べれば格段に違う。そんな、喧騒から逃れて学習に没頭でき、お金もかからず時間を買えたような気分になれるポカラは、まさに「精神と時の部屋」に近い存在だとずっと思っていた。誰にも邪魔されず、金の心配もせず、とにかく自分がやるべき作業に集中できる環境が、そこにはあったのだ。

  

私が暮らしたポカラでの一日の生活費の例を見てみよう。せっかくなので、都内に住むAさんと同じ項目で比較してみる。

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だいたい一日1000円もあれば生活ができた。ホテルはシングルで、テーブルと椅子がついていて、さらに掃除のおばちゃんも付いて一日500円だった。ホテルにはWifiも飛んでいるので、動画など見る以外の作業なら問題なく対応できる。出国の際に海外転出届を出せば、国民年金と健康保険の支払い義務も一時的にストップさせることが出来る。携帯は持たないのでお金はかからない。宿のすぐ近くには食事ができるところが何件もあり、1食あたり100円もあれば暖かい料理が食べられる。味も日本人に抵抗はない。光熱費は宿代の1泊500円に含まれている。Wifiはホテルだけでなく、レストランやカフェでも飛んでいるのでやはりただで使用が可能。1ヶ月あたり3万円もあれば生活ができるのだ。

 

そして一日の時間の使い方はこうなる。ここでもやはり都内在住のAさんと比較をしたい。

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朝起きて寝るまで、誰にも邪魔されずに、好きなだけ自分の作業に没頭できる。朝起きて、ホテルの部屋でひたすら英語の勉強をして、多少集中が切れてくると近くのレストランにブランチとして食事をとりにいく。そのまま、近所のカフェで10時間ほど哲学の本を読みふけ、夕食を食べてから眠る。

 

ホテルの部屋で作業したり、カフェに行き作業したり、場所を変えて気分を変えながら一日約16時間を勉強や自分のやりたいことに使える。ホテルから徒歩10分圏内でほとんど必要なものは揃っているので、時間を取られることはない。自炊をする必要もないので、食事に時間を取られることもない。

 

人と喋りたくなれば、近所で商店を営むオヤジのところでお喋りをしたり、カフェの店員やホテルの従業員と雑談ができる。携帯など持たなければ親や友達からの呼び出しもない。何かの付き合いにも行けないから行く必要はない。日本にいたらそうはいかない。いくら作業に没頭したくても、行けるなら行かなければならないときがある。

 

しかしポカラでは、ひと月でおよそ480時間もの時間を好きなことに費やすことが出来たのだ。

 

4.都内とポカラでは同じ生活費で190時間も使える時間が異なる

このように見ていくと、Aさんがひと月3万円の赤字を出しながら、勉強時間を290時間確保しているのに対して、ポカラでは同様の3万円の生活費で、480時間を確保できることが分かる。190時間も使える時間が違うのだ。

 

さらにいいところは、日本と違い周りの騒音に惑わされることなく、自分のやりたいことに没頭できるということだ。周りが働いているのに自分はこれでいいのだろうかと不安にさせられることもなく、自分の道を進むことが出来る。気を乱されずに、惑わされずに作業に没頭できるのだ。日本で働いていれば仕事の疲れが作業に影響を及ぼす可能性もあるし、逆に仕事をしたことで充実してしまって自分のやるべきことは「まあいいや」などと後回しにしてしまいかねない。

 

不便だという人がいるかもしれないが、不便さも集中力の助けとなる場合もある。ポカラのネット環境は上述したようにホテルやカフェでWifiを拾うことで確保できるが、スピードは速くないので、必要最低限のことにしか使えない。しかしそれでいいのだ。日本ではネットつなぎ放題で、スピードも速く、ついつい動画など見てしまい、作業に集中できないということにもなりかねない。しかしポカラなら、動画をまともに見ることも難しいので、そのような誘惑にも邪魔されないのだ。

 

賛否両論あるかもしれないが、限られた人生の時間を有効に使える方法のひとつであることは、間違いないだろう。時間を有効に使いたい人は、ポカラで徹底的にやるべきこと、やりたいことを、それこそ文字通り山に籠ってやってみてはどうだろうか。

 

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