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ヒカキンが人気なのは徹底的に個性を排除しているから

有名ユーチューバ―であるヒカキンが人気なのは「徹底的に自分の個性を排除しているから」だ。ヒカキンの動画はほとんど多くの人に害が無く、またほとんど意味の無いコンテンツだったのだ。

 

 

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害がないコンテンツだから

今の世の中には情報やコンテンツがいたるところに溢れている。選択肢があまりにも多すぎてどれを選んでいいのか分からないほどだ。定食屋でメニューが多くて決められないときは「とりあえずおすすめ」を店員に聞くだろう。おすすめは常に害が少なく大衆受けするものだからだ。

 

ヒカキンはいち早くユーチューバーという「暇つぶしコンテンツ」のポジションを獲得したので「まずはおすすめ」として提供される。選ぶ人も害がないから迷うことなく選ぶことが出来る。また足並みをそろえるという日本社会のルールは子供のころから存在するが、「みんなが見ているから」という理由がさらにヒカキンの人気を加速させている要因にもなっている。足並みを揃える邪魔になるのは足並みを乱す奴で、つまり個性を排除したほうがおすすめとして提供されやすいということだ。

 

意味がないコンテンツだから

先ほどユーチューブを「暇つぶしコンテンツ」と表現したが、実は人は暇などつぶさない。貴重な時間は捨てない。暇つぶしは依存とイコールなのだ。意味のないコンテンツは心を休めてくれる。ユーチューブは心のケアを必要としてる人が気軽に訪れることのできる避難場所になっているのだ。スマホで手軽に見れるので非常に依存しやすくなっている。

 

ヒカキンのコンテンツは無意味だから活きている。一人でカメラの前で遊んでいる姿は滑稽でしかない。少し冷静に考えると「ばかだなあ」とすら思う。しかしプライドを捨てて滑稽にふるまえる姿に人は安らぐ。学校や仕事での人間関係の疲れを取ってくれる。ヒカキンの動画に意味などあったら「すごい、私も頑張らないと」と自分を追い込んでしまうだけだ。現代のストレス社会を生きる若者は無意味さを求めている。ヒカキンは、視聴者との距離を感じさせないことで、一緒に馬鹿なことをしている錯覚さえ与え、安心させることに成功しているのだ。

 

だからヒカキンが大切にしているのは徹底的に「くだらない」ということだ。「そんなことに熱心に時間を使って馬鹿だな」と言われるくらいくだらない行為をあえて追及している。一人で部屋の中でいい年をした兄ちゃんが毎日馬鹿なことを自作自演する。おもわず見ていて肩の力が抜けるようなそんな動画だ。

  

誰でも出来ることを誰にも真似できないほどストイックに実行しているからヒカキンは人気を保っていると言える。圧倒的な数の視聴者が付いて承認されるまでに「俺はいったい何をやっているんだ」と諦めることなく継続できた意思の強さとその先見性が、ヒカキンが現在も飛びぬけて人気を得ている理由なのだ。 

 

※ヒカキンTVは用法容量を守って正しくお使いください。

 

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