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過激な発言をするインフルエンサーが欲しいものとは

最近、ツイッターで「大学に行って高い金を払うならサロンとかに入ったほうがいいよ」といったような過激なインフルエンサーによるツイートが流れてくる。インフルエンサーとは「影響を与える人」といったような意味だ。なんだか悪いウイルスにでも感染してしまいそうなほど胡散臭い呼ばれ方だが、ほかに言い方がないものかといつも思う。本当に世の中に役立つ情報をただ発信している人もひとくくりにインフルエンサーとしてみられるので、なんだか可哀そうだ。そしてそういう人はインフルエンサーになりたくてなっているわけでもないだろう。しかし過激な発言を無責任に発するインフルエンサーツイッター上に確実に存在している。

 

過激なインフルエンサーに「大学に行く意味がない」と煽られて大学をやめていく学生は少ないだろうが、中にはきっといるだろう。直接の引き金にならなくとも、繰り返し言われると自分の中に知らないうちに蓄積していってしまう。無意識に刷り込まれていると言える。過激なインフルエンサーにとっては「予言」という名の刷り込みなのだ。「ハルマゲドンが来るからオウムに入信しないと生き残れない」と麻原彰晃は言ったが、オウム真理教と過激なインフルエンサーがイコールとまでは言わないが、連想させる部分はいくらかある。

 

実は大学生は騙されやすい。小さい頃に勉強することに対してあまり懐疑的ではなかった人だけが勉強が出来るのであり、だから子供のころから何かを信じやすいのだと言える。大学生はオウム真理教にもターゲットにされた。1995年時点のオウム真理教の出家修行者は約4割を大卒者が占めていたという。

 

また、大学生は時間もあるし、人との付き合いも広く持てて、結果として様々な情報にさらされる。情報が増えると選択肢が増えて、どこに向かっていいのか分からなくなる。大学生になるだけで人生に迷う確率は自然と高まるのだ。社会への閉塞感は嫌でも高められる。

 

麻原彰晃は金への執着から始まり社会への影響力を拡大することを欲した。金を荒稼ぎする過激なインフルエンサーが次に求めるのは人への求心力なのかもしれない。だから過激な発言をして、賛同者を欲しているのかもしれない。

 

カルト集団は恐怖を植え付けることで信者を集める。オウム真理教は、地獄のイメージやオウム真理教を疑った人間の末路などを植え付けて煽ったのだという。過激なインフルエンサーであれば、満員電車に揺られストレス社会で一生を台無しにすることのリスクを地獄のように例えて、「信じない人はご勝手に」だとか「猜疑心が強い人はチャンスを逃している」といったように煽る。攻めない方がリスクがあるなどと言い、「人生を変えられない恐怖」を煽る手法はどこか似ている。

 

自分の人生が楽しくて満たされているのなら勝手に楽しく生きていればいいのに「こちらにおいでよ」と手招きする。オウム真理教などに入信すると、「自分は選ばれし者で特別な人間なんだ」などと勘違いを起こすらしい。打倒フリーメイソンだなどと「絶対的な敵」のイメージを植え付けられて「私は正義の味方」などと思い込む。「世の中の秘密を知らされた選ばれた人間なんだ」と自意識過剰になる。そして「あなたもこちらに来なさい教えてあげるから」と本当に好意でしているのだと思い込み、さらなる信者を増やそうとするのだ。

 

ツイッターを眺めているとオウム真理教とまでは言わないが、なんだか気持ちの悪いやりとりが頻繁に目につく。しかしそんなことも含めてツイッターという世界はなかなか興味深く面白い。まだしばらく観察を続けたいと思う。

 

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