プログラミングを始めて２週間が経過した。
HTML、CSS、PHP、MySQLの基本的な扱い方は習得することが出来た。しかし、当然使いこなせるわけではなく、どういうものか理解して、多少は読めるようになった程度だ。
パソコンも思い切って買い換えたが、これは本当に正解だったと思う。MacBook Proの１３インチを使用しているが、操作性は本当にいい。初めはプログラミングだから大き画面がいいのではと１５インチの検討もしたが、色々調べていると１５インチではドラッグパッドがタイピングの際に邪魔になるといったような記事も見つけたので（カフェで見るMacはほとんど１３インチということもあり）１５インチはやめた。物を購入すると、買ってから後悔することも多い。早ければ買ってすぐに、だいたい数日で「やっぱりあっちにすればよかった」などと思ってしまうが、幸運なことに一切そういう事態になっていない。「早くMacにしておけばよかった」と後悔するくらいだ。
一日８時間くらい平気で学習に当てられるのではないかと思っていたのだが、思っていたより脳の疲労が激しい。新しいことを毎日覚え続けるというのは（若い頃ならば違っていたのかもしれないが）結構しんどいことだと痛感させられている。
しかし、この疲労は大切なことであるとも経験から知っている。２０１０年に、フィリピンで英語を学び始めた頃、韓国人が経営している語学学校で缶詰になって勉強していた。その初めの一週間は本当にしんどくて、頭痛はひどいし、夢でも英語を喋っているし、まさに脳が悲鳴をあげていた。しかし、英語を習得するだけでなく、脳を使うことで考え方にも奥行きが出てきたり、行動的になれたという実感があった。
だから今プログラミングを学んで脳が悲鳴をあげていることは良い兆候だと思い、できる限り継続させていきたいと考えている。
机で学習することとフィールドワークを行うことを極端に実行することをモットーとしているので、とりあえず缶詰になってプログラミングをやっていくこととする。とにかくバランスを取りたくないというか、振れ幅を持たせてやっていくことが、面白い考え方や行動になると期待しているところはある。
私が完全オンラインで学習しているテックアカデミーというプログラミングスクールだが、悪くない投資であると実感している。プログラミングは初めの環境設定でつまづき諦めてしまう人が多いということだが、１ヶ月ほどオンラインで受講して、環境構築を済ませてしまい、あとは独学でやるというのも一つのやり方になると思う。
少しずつ、自分で解決する能力も（デバッグというエラーを探す能力も）付いてくるので、初めは誰かのサポートがあると心強い。しかし、過剰に頼りすぎると自分で解決する能力が養えないので、短い間だけスクールに頼り、あとは自分でググり解決する能力を身につけていくのがいいのかもしれない。
プログラミングは５つの段階に分かれている。
- 問題提起（コンピュータに命令したい内容を考える）
- 設計（プログラミングするための手順を考えること）
- 実装（プログラミングすること）
- テスト（実際に動くかどうか試す）
- デバッグ（エラーを探す）
つまり、自分でアイデアを考えて、自らそれを実行できる能力を身につけ、トライアンドエラーができなければならないということだ。プログラマーの仕事の８割はデバッグ作業になるというが、それほどエラーを探す作業に終われる。どこが間違っているのか、自分で探せなければ使い物にならないということだ。「こんなケースがエラーとして多い」と人から教わるより、自らテストしてエラーを探す努力をしなければ身につかない能力であると思う。その方法を確立するまではスクールに通い、その後は自分で学習を進めていくのがいいように思われる。
テックアカデミーの最大の売りは毎日８時間チャットで現役エンジニアに質問できるところだ。そしてそのレスポンスはものすごく早い。大げさではなく３分以内に返事が来る。平均して１分３０秒くらいで「はい」といったように返信が来る。まず「メッセージ見ました」というレスポンスをくれるのだ。質問を送ると「確認します。お待ちください」と必ず連絡をくれる。質問が長い時には「質問の意図を汲みとりますのでお待ちください」といったように連絡をくれる。
プログラミングを始めたいと考えている人は、１週間の無料体験をオススメする。１週間の間毎日８時間チャットでエンジニアに質問し放題で、無料体験用のカリキュラムで実際にプログラミングも経験できるし、さらに３０分のビデオ通話によるカウンセリングも受けられる。しつこい勧誘もない。
