時間がくねくねしてなくてよかった

答えは人それぞれですが、何かを考えるきっかけになるようなブログを目指してます

今日の英文vol.6

本日の文章も『TIME AUG.2 / AUG.9, 2021』から。記事のタイトルは引き続き『The Empathy Trap』。

 

"Much of the resurgence of DE&I programing in the wake of the Gerge Floyd killing was supposed to encourage open coversation and mutual understanding," he said.

たくさんの復活、DE&Iプログラミングの、それはGeorge Floyd killingのすぐ後に続いて、そして〜だと思われている、促したオープんカンバセーションと相互理解を、と彼は言った。

 

やはり初めはとにかく左から順に直訳をする癖をつけよう。和訳するのでなければこれくらいざっくり読み進めていっていいと思う。左から一気に読むためにはバラバラになっている各自の意味を頭の中で一瞬で繋ぎ合わせなさればならない難しさがあるが、相手の話していることを聞き取る訓練にもなるので英文を読むときはやはり左から一気にスピードを落とさず読んでいきたい。英語を聞く際に最近気がついたコツだが、情景や背景をできる限り画でイメージして没入して、また一つの単語にとらわれずに没入した世界から一歩下がってメタ的に全体を捉えようという姿勢でいることで、聞いてる途中では聞こえなかった単語も後から聞いている途中に「あーああ言ってたのか」と分かったりする。

 

まずは難しい単語から見ていく。

 

  • resurgence: 復活
  • DE&I(diversity, equity and inclusion): 多様性、平等、包括
  • in the wake of: 〜にすぐ続いて

 

この辺りがチェックすべき見慣れない単語だと思う。

 

まずGeorge Floydがなんのことかわからないので調べてみたが、少し前にニュースになった白人警官に殺された黒人男性の名前ということがわかった。それで名前プラスkillingで「〜殺し」のような形になるのだと思われる。

 

DE&Iというのはアメリカ企業で浸透し始めている考え方のようで、多様性と平等だけではなくinclusion(包括)という考えも含めようというような動きらしい。この文章で言っていることは、DE&Iの考え方を取り入れるためのプログラムを導入する動きが企業で再熱したということだろう。

 

ちなみに多様性とか平等という言葉は英文を読んでいると本当によく出てくる。その二つに加えて新しくinclusionという考え方がプラスされたので「&」で結ばれているようだ。そのDE&Iプログラムによって、オープンカンバセーションや相互理解が進んでいるという意味の記事になる。

 

英文を読んでいると固有名詞や略語がよく出てくるが、その都度調べてみると英語学習に深みが出ると思う。言語理解には国を理解することが必要だなと感じる。調べることで関連して出てきた新しい単語も記憶に残りやすい。今回出てきたinclusionに関しては、どういう概念かは勉強していたから知っていたけど、その言葉の正確な意味はやはり背景で変化する。単語は概念で覚えたほうが応用しやすく、それぞれの状況で「ここではこのような日本語がぴったり合うな」と考えながら読めるといいと思う。ここでは「多様性や平等を認めるアメリカだけど一方で単にみんな集まってバラバラに存在するんではなくお互いをもっと理解して誰も除け者にしないようにしようよ」というようなことが言いたいのだとわかる。だからここではinclusionは「除け者にしないこと」という意味の日本語をあてるとしっくりくるような気がする。もしくは「つながりをつくること」とか。inclusion「包括」という概念だけではぼやけていた文章が、背景を知ることで文章の輪郭がはっきりとしてくる。

 

今日は完全に英語学習ブログのようになってしまったが、

次回に続く。