時間がくねくねしてなくてよかった

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今日の英文vol.9

※この今日の英文シリーズは読み手のことをほとんど考えずにブログの場を借りてアウトプットすることで効率よく英語の学習をするための極めて自分勝手な記事なのであらかじめご了承を(2021年第2回英検準一級の一次試験は通過したので、最低でも英検準一級程度のリーディング力はあります)。

 

今日の英文は『TIME JULY.19 / JULY.26, 2021』から。記事のタイトルは『Condo collapse raises fears of climate risk』。

 

In a region where much of the populationーand the tax baseーis in close proximity to the waterfront, this devaluation could have a ripple effect, drying up public coffers in a state where 30% of local-government revenue comes from property taxes.

 

直訳:

地域で、それはたくさんの人口がいる、そしてそれは税基盤になる、は、 ウォーターフロントの近くに住む、そしてこの価値の低下は持つことができるだろうさざなみの効果を、それは干上がらせる公的な財源を、州の30%のローカルガバメントの収益、それは固定資産税から来る

 

日本語訳:

税基盤となる多くの人口が住む地域はウォーターフロントの近くであり、この価値の低下は州の財源の収益30%を占める固定資産税を干上がらせるきっかけとなるかもしれない。

 

少し古いニュースになるが、マイアミのコンドミニアムが崩壊したという記事の中の一文。読んでいてなんとなくは入ってくるけど、きちんと日本語訳にする自信がなかったのであえてトライしてみた。

 

不思議なもので、読んでいるときにはきちんと意味が見えてこないが、ゆっくりと文章にして自分で書いているうちに書いてあることの意味が見えてくる。

 

今回の文章は豊富なボキャブラリーが含まれているので結構勉強になると思う。

 

まず「tax base」。税ベース?。日本語でもいろんな意味に取れるので、やはり前後の関係で意味を正確に掴んでいく必要がある。辞書で調べてみたら、課税標準、税基盤と出てきた。この場合は税基盤がしっくりきそうだ。「tax base」の文章は「ーー」で繋げられているが、今回の場合これは「where much of the population」の補足と見て取れるので、多くの人が住む場所、つまりそれは税基盤になる場所と訳せるだろう。

 

次の文章が正直よくわからなかったが、「close」と「proximity」が連続している。ともに「近い」を表す単語なので、連続して使い強調しているのかもしれない。

 

続く「this devaluation」だが、「この価値の低下」と訳せる。ここでいう「この」だが、これはこの文章の前に散々、気候変動によりウォーターフロントのコンドミニアムの価値が低下するというような内容が書かれているので「this」という指示語で省略されている。

 

続く「ripple effect」。rippleは「さざなみ」で小さな波なのだが、やはり何かの大きなきっかけになる小さな出来事のような意味合いで使われることだろう。そのため日本語訳では「きっかけ」と訳してみた。

 

「drying up」も比喩的な表現だが、これはもうものすごくイメージしやすい表現なのでそのまま日本語にした。

 

「public coffer」は公的な財源、この場合は地方財源と訳せるだろう。日本語では州という単語があったので地方は省略。

 

最後の「property taxes」は固定資産税。

 

waterfrontは日本語で適した言葉がわからなかったのでそのままウォーターフロントにした

 

次回に続く