イノシシが面白い
イノシシに関する文献などを読み始めているが、情報が少ない
とある本によれば、猿や鹿に比べて生態を調査する研究者の人数は10−20分の1ほどなのだという。つまりほとんど研究対象にはなっていない
猿などと比べて群れで行動しないので個体数の特定なども難しく、また警戒心マックスの動物なので情報も集めることが難しいようだ
インターネッツで情報を集めたくはないのだが、うっかり検索などしてみても、行政による情報ばかり
イノシシは牡丹鍋など西日本で食文化が発達してきたという歴史があるようだが、近年問題となっている耕作放棄地の増加などが原因でどうやら東日本にも進出を始めていて(格好の餌場らしいです)、我々人間がインターネッツなぞの情報に踊らされている間にイノシシ達は日本列島を北上し始めているようなのである。人知れずイノシシがサササと移動して生息地域を拡大していると思うと面白い。イノシシは海を泳いで渡り瀬戸内海の各島にも生存しているというが、やがて彼らは津軽海峡を渡り北海道にも出現するのではないかなどと想像すると非常にワクワクする(足寄では豚が野生化して問題になっているらしいですがそれはまた別の話。取材に行きたい!!)
とにかくかなり熱いです