時間がくねくねしてなくてよかった

答えは人それぞれですが、何かを考えるきっかけになるようなブログを目指してます

嘘と反抗期について

 

子供のことを考えて、導くために親は見えない糸で引っ張るだろう

 

見えない糸に気がついた子供が「見えない糸で引っ張っていたの?」と言ったような意味の質問をしてきたら「違うよ」とやはり親は嘘をつき、次なる見えない糸で引っ張るかもしれない

 

やがて子供は嘘に気づき、そしてそれを親に尋ねなくなるかもしれない

 

もしかしたらそれが「反抗期」と呼ばれることの一部なのかもしれない

 

嘘に気がつき「自分のために嘘をついてくれていたのだ」と分かった段階で、反抗期が終わるのかもしれない

 

反抗期を迎えない子供は、親が子供のために嘘をついていない可能性があるのかもしれない。そしてそれはきっと子供に嫌われたくないからという自分勝手な感情なのかもしれない

 

 

現代は感情よりも理論が確かだとされる時代だと思うが、本当の哲学が流行っていた時代は感情と理論が拮抗していたように読み取っている。つまり理論に対して感情がそれなりに戦えていた時代だ。今では圧倒的に負けているだろう。しかし、そんな理論の積み重ねにより、子供が現代では機械的になり感情が薄れているような気がしてならない

 

しかし機械に近ければ近いほど感じにくく人間としての苦痛からは遠ざかるのでいいのかもしれない

 

人間は少しずつ哲学をしなくなってきている。人間は人間を理解しようとした時代があり、理解した時代を経て、その理解による苦しみから逃れる方法を模索して今を生きているような気がしてならない