時間がくねくねしてなくてよかった

答えは人それぞれですが、何かを考えるきっかけになるようなブログを目指してます

哲学について

 

まとめサイトやら、哲学をわかりやすくまとめた動画など、今の世の中には簡潔に提供されたコンテンツが溢れている

 

そんなものを見かけるたびに思う。やはり必要なのは知ることではなく考えることだと。

 

哲学書は長くて難解で途中で挫折してしまう人も多いだろう。でもだからいい。何かの考えるきっかけを与えてくれている文章で溢れている。わかりやすく簡潔に哲学を説明することには何の意味もない。それは哲学を薬として処方しているに過ぎない

 

難解な哲学書を読むには、哲学用語はもちろん、自分の経験や想像力をフルに働かせて読み進めていく必要がある。それでも著者の言わんとしていることを完全に理解することはできないだろう。誰か他の人が噛み砕いた表現にした時点で、本来のものからは遠ざかっていると思った方がいい。あくまで一対一で向き合って自分の思考にどう影響を与えるかどうかが哲学書との関わり方だ