現代は自分らしく生きるのが難しい世の中だと言える。 ニュースは積極的に避けても自分の耳に届くし、SNSではどこの誰かも知らない人間の発信した記事を目にしてしまう。 世間の力は圧倒的である。それに争うには『徒然草』を著した吉田兼好のように隠居する…
ハーメルンの笛吹き男を読んだ。 ハーメルンの笛吹き男とは、13世紀のドイツの小さな町ハーメルンに現れた、130人もの子供を連れ去ったと語り継がれる人物で、この本は、そのおとぎ話のような話を日本の歴史学者が事実を明らかにしようと挑んだ作品である。 …
アルジェリアを横断してみることにした。横断といってもアルジェリアのほぼ中心からチュニジアまでを渡る予定。 詳細は決めていないが、アルジェまで飛行機で渡り、ムザブの谷で装備を整え、ハシメサウド油田を経由してチュニジアのジェリド湖まで行く。直線…
角幡唯介著『漂流』を読んだ。 著者の作品は好きでよく読むのだが、海外での探検の話やそれにまつわるエッセイが多い中、この作品は珍しく探検をしない作品となっている。 発売とほぼ同時に買ったのだが、少し読み始めてなんだか暗いじめじめしたような印象…
『フェルマーの最終定理』を読んだ。フェルマーの最終定理とは、1601年に生誕したフランスの数学者ピエール・ド・フェルマーが証明したと言っている定理のことで、以下のようなものになる。 3 以上の自然数 n について、xn + yn = zn となる自然数の組 (x, y…
雪山登山の動機 雪山登山の準備 奥多摩山行 奥多摩山行を終えての振り返りと次への準備 北八ヶ岳山行 奥多摩・北八ヶ岳の雪山登山を終えて 雪山登山の動機 中国を旅していたが新型肺炎の騒ぎが大きくなりそうな予感がしたので重慶から早めに帰国をしていた。…
重慶の火鍋レストランを紹介する。 重慶といえば火鍋が有名である。中国でも重慶がダントツで火鍋の消費量が多いようだ。街は火鍋を食わせる店であふれている。というかほとんどの飲食店が火鍋屋と言っても言い過ぎではない。 重慶の火鍋レストラン一軒目 重…