人生哲学
人間は必ず後悔する生き物ではないだろうか。もしも、必ず後悔する生き物であるという仮説を立てると、いつ後悔すべきかという話になってくる。
辛い理由は成長しようとしているからだ。自分の無力さを実感するのも過去の自分を置き去りにしようとしている証拠だからだ。無力さを感じないで前に進むことはできない。
やはりいくら考えてもあれは一種の一生の不覚だった。私は綺麗なお姉さんが仕事帰りに一杯やりにくるような恵比寿の御洒落なバーで酒をちびりとやっていた。すると私の座っていたカウンター席の隣に二人組みの女性客がやってきた。おもわず私は姿勢を正しグ…
自由だけ追い求めるのはやめた方がいい理由を説明する。自由とは「時間と金を手にすること」とほぼ同じ意味だ。しかしありすぎる時間と金は無数に選択肢を増やし、そしてその中から何かを選ばなければならない状況を作り出す。
自由には絶対的な価値があると信じる人がいる。しかしそれは拘束から解放された時に得られる相対的な価値でしかない。自由そのものを謳歌したいなら組織に拘束された方がいいのであって、だからそれは目的ではなく手段でなければならない。
プロゲーマーの梅原大吾さんとブロガーのちきりんさんの対談本『悩みどころ逃げどころ』を読んでいる。そこで勝ち負けにこだわる必要があるか考えてみた。
人生においてなぜ人は辛くなるのか。20世紀を生きたアメリカの心理学者であるアブラハム・マズローによる精神分析から考えてみたい。なぜ辛いかが分かればある程度は楽になれるのだ。