時間がくねくねしてなくてよかった

答えは人それぞれですが、何かを考えるきっかけになるようなブログを目指してます

2011-01-01から1年間の記事一覧

近所

俺がお世話になっていたビビアン一家の家は中心地から離れたところで熱帯植物に囲まれた、それは観光客が来るようなところではなかった。近所の外人は俺だけ。みんな初めは珍しがってじろじろ見ていたが次第にみんなと仲良くなって俺もその地域の一員となる…

RED HORSE

セブの大学に通っていたときアパートを借りて住んでいた。大家さんのビビアン一家も隣に住んでいた。 セブは常夏、いつも暖かい。いつも暖かいのでいつも飲んでいた。「ヨジロ!」大学の授業を終えて家に帰るとたいがいは誰かが家の前で飲んでいる。そしてグ…

ビビアン一家

セブで大学に通っているときビビアン一家にお世話になっていたが、彼らは俺を家族同然に扱ってくれた。 以前通っていたセブの語学学校Cpilsで知り合った韓国人の友達にアパートを紹介された。部屋は6畳ほどでテレビ、エアコン、ベッド、水シャワー、冷蔵庫…

喧嘩

イギリスに無事再入国を果たし、そして学校を訪れた。 学校に行くも職員は誰も何も言ってこない。イギリスボーダーの職員から電話があったはずだ。「それに対してなにか一言でもあっていいはずだが」一週間くらいたつもいっこうに何も言ってこない。拘束され…

イギリスボーダーにて8時間拘束

イギリスに入国した後学生ビザを取るために一度国外へ出て再度入国しなければいけなくなった。北欧へ旅行へ行きイギリスに戻ってくることに。 必要なものは全て持っていたはずだ。イギリスから出る航空券、所持金証明、宿の予約確認書、そして学校からの紹介…

ユダヤの超人

イギリスでは1ヶ月だけだけど、語学学校に通っていた。ロンドンの中心から少し離れたゴルダーズグリーンカレッジというとこと。値段はロンドンでは安いほうで1ヶ月週15時間で350ポンド(約4万円)。1日時間と短いが内容はとても濃いものだった。こ…

No8 Hostel

ロンドンは本当に人種のるつぼだ。ヨーロッパからはもちろんのことアジア、中南米、中東、アフリカの人たちがロンドンにやってきて暮らしている。それは移民だったりまた出稼ぎ労働者だったりする。今まで旅で出会ってきた懐かしい人種の顔や、また料理だっ…

イギリス入国

イギリス入国には少し苦労させられた。うわさには聞いていたがやはり一人の長期旅行者は怪しまれるのだろうか?他の乗客が入国を済ませるのを椅子に座り眺めていた。 係員の対応はひどいものだった。正直イギリスの第一印象は最悪。 「いくらもってんだ?」…

ヨルダン入国

パレスチナからヨルダンへ入国。 その際まずパレスチナの出国手続き、そしてイスラエルの出国手続き、そしてヨルダンの入国手続きとなる。パレスチナ側といってもそこはパレスチナ人がイスラエルに一時入国するためのもので俺には関係なくあっさり通過した。…

ポストカード

ベツレヘムの土産物屋にてパレスチナ人女性の店員さんと話をしていた。俺はポストカードを物色しながら友達に手紙でも書こうかと考えていた。そんなこと店員さんに話したりして、他愛のない会話をしていたつもりだった。 「ラマラーはパレスチナ自治区の首都…

「車止めて!」思わずそう言ってしまうくらいびっくりさせられた。「時間がないんだけど」「戻らなくてもいいよ、歩いて帰るから」もうそれをゆっくり見て回りたくて仕方が無かった。お金を払いタクシーを降りた。「なんてもんイスラエルは造ってんだ」それ…

AIDA難民キャンプ

パレスチナ自治区ベツレヘムに到着。着くとすぐに人が集まってきた。「タクシーか!?こっちだ。どこへ行きたいんだ?」5、6人で寄ってくる。こんなことには慣れっこだがまさかパレスチナにもいるとは思わなかった。しかしここベツレヘムは観光地でもある…

パレスチナ人女子大生

ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区にあるベツレヘムへ訪れた。意外と簡単にパレスチナへは行けてしまう。もちろんそれはガザ地区ではなくヨルダン川西岸地区の話。日本からニュースを見ていると果てしなく遠い道のりに思えるだろう。それがエルサレムにいる…

安息日

9月30日(金)早朝に起きる。朝あわててヨルダンにいくことに決める。なぜかと言うとユダヤ人は金曜の夜から土曜の夜にかけて安息日に入るからだ。安息日には銀行や郵便局はもちろんのことレストランや公共機関にいたるまで、さらには国営航空会社の飛行機や…

メアシェアリーム

エイラットからバスで3時間、エルサレムの中央バスターミナルであろう場所で降ろされる。エジプトで知り合った旅人にダマスカス門の近くに安宿があるとの情報を得ていたので目的地は定まっていた。「すみません、ダマスカス門に行きたいのですが?」「1番の…

女性兵

ボーダーから町の中心に向かうためローカルバスを待つ。なんにも情報がなかったがまあ中心に行けば宿見つかるだろうとそういう考え。俺は旅してるときいつもこんな感じだ。大体の行き先は決めるけれども細かいことは決めない。結構なんとかなってしまうもの…

イスラエル入国

ダハブからバスに揺られること2時間、イスラエルとの国境の町ターバーに到着。「国境までならもう10ポンドだ」とがめついドライバーのせいで少しイライラしていた。 一緒に乗り合わせていた欧米人夫婦にはそんなこと言ってなかったようにも見えまた態度も…

キブツ

エジプトのダハブにいた。ここはダイビングの免許が世界一安く取れたり宿代や食費が安かったりと旅人の間では楽園のような存在。といっても俺はその楽園にはあまり興味なかったので2泊しかしていない。イスラエルへの通過点に過ぎなかった。そこでイスラエル…

カイロでの日々

エジプトのカイロに1週間ほど滞在していた。普段はあまり泊まらないのだがそのときは旅の疲れが溜まっているとのこともあって日本宿に宿泊していた。名前はサクラゲストハウス。デモで人がしょっちゅう集まるあのタハリール広場のすぐそばの宿。さすがに治安…

カッパドキア

トルコのカッパドキアという町に4日ほど滞在した。ここは奇岩がいくつも立ち並ぶトルコでも有数の観光名所だ。しかし俺が訪れたときは観光客は少なくとても居心地が良かった。町は本当に奇岩だらけで、またその雰囲気を壊すような建物などもほとんどない。奇…

トルコヒッチハイクの旅 A Journey with Hitchhike in Turkey

あたりには何も無い。幹線道路。かろうじてガソリンスタンドがあるくらいだ。時計は深夜2時を指していた。そんななか俺は一人さまよっていた。ものすごく寒い。 「おい、着いたぞ」そう言ったのだと思う。若い男性添乗員に起こされた。寝ぼけたままバスの降…

親切なイラン人たち Kindness of Iranian People

イランには10日間滞在していたが人の優しさに沢山触れることができた。もちろん他の国でも親切な人は沢山いるのだが、イランはその他の国より群を抜いて多いと言えるだろう。一日朝から夜まで外にいれば数え切れないほどの優しさを目にする。 旅していて道…

イランの情報規制が引き起こす様々な感情 Various Emotions caused by controlling information in Iran

イランの首都テヘランからトルコ国境近くの町アブダビールまでのバスチケット買う時の事。そのときは9月7日だったのだが、「今日は9月15日です」とターミナルの係員みんなが言い張る。しつこく聞いたが、「何いってんだ今日は15日だ」という感じ。それはイス…

イランの外交問題 Diplomatic Problem in Iran

ウラン濃縮などの核兵器開発に対する経済制裁を受けているイラン。経済制裁とは、対象国に国外から入手していた物資を欠乏させることによって国内的な問題が生じることを狙った外交政策の一環のこと。 1. 代替可能性が最小の商品を選んで規制すること。 2. …

イランの規律 Restriction in Iran

イランは他の国際社会から孤立しているがまた私生活においてもかけ離れたところが多い。以下は俺が経験した、または聞いた話を書いた。 ・デート禁止。紹介で初めて出会い気に入ったらお互いの家庭にて毎週のようにパーティーが開かれ親交を深めて行きゴール…

イランビザへの道 The Long Way to Iranian Visa

イランに入国するためにはビザを取得する必要がある。しかし取得するにはイラン外務省の許可番号が必要になる。そのため通常はイランの旅行代理店などにお願いして許可番号取得しそれを持って各国イラン大使館へ向かうこととなる。またアライバルビザの取得…

経済特区ドバイ Special Economic Zone Dubai

ドバイに3日ほど滞在した。2011年8月の末。ちょうどラマザン中だったので観光客は本当に少なかった。外は暑くて歩けない。そのため人より車のほうをよく見かけた。砂、コンクリート、車、景色はこんな感じ。砂の大地の中に高層ビルが立ち並び道路もきちんと…

インドでの生活 Life in India

インドのバンガロールに2ヶ月住んでみた。2ヶ月住んでみての感想は、正直もう一度住みたいとは思えない。インドに駐在している人なんかは大変な思いをしているにちがいない。日本に住み慣れてしまった日本人の感覚からするととにかく全て思ったとおりにい…

インド列車の旅 Railway Jorney in India

ネパールから陸路でインドへ入国したが、国境の町はとても田舎で、観光客も全く見かけないようなところ。ちなみにネパールから入る場合3箇所くらいから入国が可能。首都のニューデリーに向かおうと、切符を買いにいったが、2週間チケットが無いといわれた…

ネパール経済の脆弱さ Weakness of Nepali Economy

ネパールでトレッキングを経験した。ランタン渓谷という世界で最も美しい谷のひとつといわれる場所だ。谷と言っても、その谷にたどり着くまでに山をいくつも越えて登っていかなければならない。ランタン渓谷は標高3870mに位置する。ランタン渓谷からさらにチ…