誰かに何かをあげたいと思った時点でそれはつまらないものなのだと思う
自分が心の底から面白いと思うことをやっていて、それが溢れ出てくるものが人に良い影響を与えるものなのだと思う
与えたい、というのは人間の本能に反している。人は利己的であり、利己的であるから人類は存続している。親が子に与えるものだけは無条件と言えるのかもしれないが、それ以外に無条件で与えることにはやはり違和感を感じてしまう
自分が思うように楽しく生きていて、ついつい溢れ出てしまうもの、そんなものが人に良い影響を与えるものかなと思った
教育というのは箱であり、つまり中身を提供するための手段なのであり、なのでその箱の中に何も入っていなければ文字通り空っぽなのだと思う
しかし皮肉なことに、空っぽの箱が子供にはぎっしり詰まっている宝物に見えてしまう場合もある。つまり判断力などなく、それが世界の全てに見えてしまう。良いか悪いかは全く私には現時点で判断できない