人に会いたくて人に会うよりも、人と会う目的なく人と会う方が人との関係性をつくれる
例えば学校がそうだ
学校とは勉強をするためにいくものであり、ほとんどの人はなんの疑いもせずにまた好んで集まる場所でもない
学校とは義務教育で勉強をしにいく場所で、そこでたまたま同じ時代と場所を共にした人たちに会う機会がある
「誰かに会いたい」という目的ではなく誰かとたまたま一緒に時間を過ごす
子供の時は強制的にコミュニティーに入り、他人との共同生活を過ごすことを余儀無くされる。だからこそ関係性が育つ
大人になると自由がきく。自由だから選べるし強制も少なくなってくる。だから自分の好きではない人と距離を置くこともできるし職場も自分で選ぶ。しかしやはり意思や目的が先行すると人との関係性は築いていきづらくなる
目的にした時点で打算的になってしまうからだ。「自分で選んだ」という事実は打算性を生み出すということもである。だから自分で選択していない幼少期から青年期こそ仲の良い友人をつくるチャンスだと言える