時間がくねくねしてなくてよかった

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教員不足について

 

教員不足という記事を最近目にする。

 

そこで思った。

 

今の社会人になったばかりの世代やなろうかという世代は、目的を失っていて、よく言われるようにやはりコスパとか重視しがちな世代なのではないかと

 

「努力しても信じられるものがなければ無意味。無理はしたくないし出世しても仕方ないし興味がない〜」というニヒリズムに陥ってしまうのはもしかしたら仕方なくて、これは先の未来を予言していたかのように19世紀を苦しみながら生きた哲学者ニーチェが必死に世の中に伝えようとした思想そのものなのだが、だからやはり教員も減ってしまって当然なのだろう

 

なぜなら、教員であるならば生徒一人一人からできるだけ支持を得たいと考えるからで、そしてそれは人間の持って生まれた承認欲求によっていやでもコントロールされてしまうからなので、よほどの例外でない限りその欲求には抗えないかもしれなく、だから教員ほど人として「均されて」いく存在はいないだろうと思うからだ。それは「個」を重視する現代の流れに逆行しているだろうし、だから悩む教員も多いのではないかと思う。非常に逆説的で矛盾しているような言い方になるが、おそらく多くの人間は「個を重視するという価値観に同調して埋もれたい」ものなのだろうし