マニュアルについて考えさせられる出来事があった
塾が3月にオープンして、開校して順調に生徒が増えていたが、最近伸び悩んでいたからだ
開校前は研修でみっちりと入会のためのトークなどを学び、開校後の営業に活かせていたが、最近はあぐらをかきマニュアルに沿わないトークを繰り広げていたので伸び悩んでいた
そこで思った
マニュアルは大切だなと。型は大切だなと。
理由は2つある。
一つはもちろん、マニュアルにはこれまで培ってきた戦略が詰まっているということだ。それにより黙って従ってマニュアル通りにやっていれば勝手に結果はついてくる
もう一つ気がついたことがある。それは、マニュアルに従うことで、営業しても自分が否定されたのではなくマニュアル通りのやり方がたまたま通用しなかったのだと思うことができ、自分へのダメージが軽減されるということだ
アドリブに頼るということを否定するわけではない。しかしアドリブは諸刃の刃であり攻撃力も高いかもしれないが自分へのダメージも大きい。
マニュアルに浸っていれば、失敗してもマニュアルのせいにできてやはりダメージは少ない。自分のアドリブに頼り失敗した時のダメージは大きい。それはまるで自分自身を否定された気持ちになる。そしてそれは自分のモチベーションや他者への気遣いへ影響を及ぼす。
マニュアルの大切さを改めて実感
そして、おそらくみんな楽だしダメージも少ないからマニュアルに沿って生きていくのだなとも思う。そして自分がなんだかよくわからなくなっていくというような人が生まれるのかもしれない
誰か一人が、もしくは先人たちが作ったマニュアルに従うことで、そのルールの中でルールに従い結果を出そうとすることで、しっかりお金がついてくる世の中になっていると思うので、それに抗うのはやはり大変なのだろうと思う。よほど強い何かが無ければ誰かが作ったマニュアルに沿って生きて、そしてそれなりに稼げて生きていければいいと思うのが普通だろう
信念を持つように親から間接的に教わっていればきっと信念を大切にして生きていくだろうし、世の中に絶望していかに楽にいかに苦しまずに生きていくように親から間接的に教わっていればやはり苦労を避けることを最優先に(時にはぶれるにせよ)生きていくのだと思う