時間がくねくねしてなくてよかった

答えは人それぞれですが、何かを考えるきっかけになるようなブログを目指してます

女性兵



ボーダーから町の中心に向かうためローカルバスを待つ。なんにも情報がなかったがまあ中心に行けば宿見つかるだろうとそういう考え。俺は旅してるときいつもこんな感じだ。大体の行き先は決めるけれども細かいことは決めない。結構なんとかなってしまうものだしまたそれが楽しかったりする。まあ計画性がないためにボーダー近くの売店でおばちゃんに足元見られ悪いレートでイスラエルの通貨シュケルを手に入れる羽目になったが。先進国だからボーダー近くにATMのひとつあるだろうという甘い考えはあっさり覆されたのだった。

しかし待てども待てどもバスが来ない。タクシーの冷やかしを何回か蹴散らした後ようやくバス到着。バスはエイラットの中心へと向かっていた。イスラエルでは英語が良く通じるのでコミュニケーションもスムーズに進む。しばらく走ると街の中心と思えるところにさしかかった。やたらバスが大回りするなあと思ったら町の中心にあるどでかいものを迂回しているからであった。なんと空港が町のど真ん中にあった。飛行機が離着陸するすぐ脇にフェンスが一枚あるだけで、それを一枚越えてすぐ近くを車が通行していた。

その空港の近くが終着点であったのでバスを降りた。まず向かったのはATM。なんとイスラエルではATMからアメリカドルが引き落とせる。これはありがたいとこれを機会に大量のドル現金を手に入れた。イスラエルだから手数料高いとかそんなこともありえそうだが。

その金を持ちエルサレム行きのバスチケットを購入しに行く。そこで目に飛び込んできたのはイスラエル兵、それも女性の集団。軍服を着て自動小銃をみんな持っていた。高校卒業後に1年9ヶ月の兵役義務が女性に課せられる。まだ20歳にも満たないだろうその子たちはいたって普通。髪の毛もしっかりとかし化粧もしていて普通の女の子だ。なんだかコスプレでもしているんじゃないかと思うくらい。こんな子たちが銃なんか撃てるのか?立ち話してニコニコしていたその子達を見ていたら、それはまるで部活帰りの女子高生が楽しくおしゃべりしているような、そんな風に俺には映った。きっと軍服のおしゃれな着こなし方や、はたまた自動小銃のおしゃれなぶらさげかたなんかもあるに違いない。

翌日のチケットを無事に購入することができバスターミナルを出た。すると今度は拳銃を後ろポケットに雑に挿して歩いているおっさんがいた。あの所有の仕方はまずい。すごく慣れている感じがした。慣れているというか頻繁に使用してそうというか。さすがにあれにはびっくりさせられた。イスラエルでもめごとは無しだな。

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