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エジプト人の同僚にラマダンの過ごし方を聞いた

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ラマダンが始まった。そこでエジプト人の同僚にラマダンの過ごし方を聞いてみた。

 

ラマダンはイスラム歴の9月に一ヶ月間に及び断食をするもの。イスラム歴なので毎年2週間ほど前年より早く始まる。だから2週間ずつ毎年ずれていく。

 

イスラム教の聖典であるクルアーンには断食の理由については記されていないが、私の職場仲間の話では、断食をすることで貧しい人と気持ちを分かち合うのが主な目的なんだとか。路上の貧困者の元に食べ物やお金を配りに行く人もいる。また、モスクには募金箱が置かれて喜捨をすることもできる。

 

朝4時ころのファグラと呼ばれる第一回目の祈りの時間からマガディブと呼ばれる第四回目の祈りの時間まで食べ物も食べないし飲み物も飲まない。しかし調理することなどは許されるので、日没に合わせて料理を進めて、時間になったら家族で食事をする。私は以前、インドのバンガロールに3ヶ月ほど暮らしていたことがあり、ムスリムが多いエリアで夜になると毎日がお祭りのような雰囲気だったが、エジプトでも同じような雰囲気だ。普段でさえ部屋の外からやかましい音楽が夜中まで鳴り響いているが、さらにうるさくなっている。

 

食事をとった後に5回目のアエシャと呼ばれる祈りが終わった後にも、さらに祈りは続く。タラウィーヤと呼ばれる6回目の祈りでは通常は2-4回程度頭を地面につけて祈りをささげるところを11回続けて丹念に祈り、神との会話をするのだ。何を会話するのかと聞いてみれば、良い人になりたいとか、仕事で成功したいとか、子供の健康とか、そういうことをお願いするのだという。「Talk to God and consider link between God and me」とのことで、「神の姿は見えないが信じている」のだという。

 

私の住む近所のモスクでも、ラマダンになれば拡声器で祈りましょうと呼びかけ、人が声を出してクルアーンを読み上げたりする。クルアーンは声に出して読むことが大切なのだとか。

 

写真はモスクの近くのカフェで人々がサッカーを観戦している様子。

 

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